レターポット×保育園

レターポットに関しての考察の発信というスタートだったので、これまでは【である調】で書いてきました。少しブログの方向性が変わってきているので、ここからは、普段の自分の発信と揃えた【ですます調】で書いていきます。

 

さて、私の運営する保育園でベルマークへの参加登録が完了しました。

sakura-mirai.com

ベルマークは園の職員や園児(保護者)で集めるだけでなく、広く一般からもご協力いただきたいなという思いがあります。(一般の方が集めたベルマークは、任意の団体に寄付することが出来ます。)そこで、レターポットユーザーがベルマークを寄付してくれた場合には、レターで御礼をさせていただくことにしました。

 

詳細は後述するので、まずはシンプルに【何をしてほしいか】を書きます。

1.ベルマークを集める。

*マークがわかるようになっていれば、綺麗に切り取っていなくても問題ないです。

*ファミマのおにぎり、湖池屋ポテトチップスなどにもついています。

2.保育園宛に郵送する。

*郵送代はご負担ください。

*差出人情報(氏名・住所)の記載は無くても問題ありません。

*レターポットユーザーは、中にレターポットURLを記載した紙(またはQRコードを貼った紙)を入れてください。

3.園からお礼状またはレターをお贈りします。

Twitterアカウントでレターポット登録が出来るようになるまでは、園長の個人アカウントからレターを贈ります。

 

<送り先>

〒300-2358

茨城県つくばみらい市陽光台4-3-6-101 さくら保育園宛

 

 

【ベルマークは集めると、どうなるの?】

点数に応じて、教材や電化製品などの指定用品に交換が出来ます。

交換可能になった時点で必要な用品に交換をさせていただきます。

(個人でベルマークと用品の交換は出来ません。)

 

【利益から用品を買えないの?】 

当園は企業主導型保育事業という制度を活用しているため、園の収入は【補助金+保護者が払う保育料】となっていますが、規定により、保護者から徴収する保育料の上限が定められています。つまり、企業努力をして付加価値をつけたとしても、補助金額や保育料を高くすることが出来ません。

そして、福祉の分野である保育園は大きく利益が出る事業ではないため、限られた財源の中で努力をしても、利益が出づらい事業となっています。

その結果として(当然にあってはならないことですが)少し前にニュースになったように、給食の量を減らしたり、エアコンを使わせなかったり、職員のサービス残業や持ち帰りが当たり前だったりと、少しでも支出を減らすことで資金を残すようにする園があるのも実態です。

当園は昨年秋の開園のため、まだ設備も備品も新しい園ではありますが、将来的な用品の交換や修繕への準備として、少しでも早く取り組めることは取り組んでおきたいという考えで、ベルマークを集めることにしました。 

 

【ベルマーク集めは保護者に負担が大きいのでは?】

ベルマークの分類・集計作業はPTA活動として不評なものの代表格だとは思いますし、PTA活動自体にも様々な考え方があることも認識しています。

当園では、保育園という性質を鑑みて、保護者がいわゆる奉仕活動をするという意味合いのPTA活動は行っておりません。そのため、当然に保護者にベルマークに関連する作業は依頼しません。

代わりに、職員が勤務時間内で集計などの作業をします。勤務時間内といっても、保育などの本来の業務をさしおいたり、残業をしてベルマークを集計するわけではありません。【在宅勤務】として集計をするのです。

当園の職員は現在、全員が子育て中のママです。どれだけ自分が元気でも、子どもの体調不良で仕事を休まないといけない時があります。「熱が下がってから〇日間は登園禁止」と指定された感染症にかかると、1週間欠勤となることもあります。

【保育】や【調理】や【清掃】は現場でしか出来ませんが、工夫をすれば【在宅勤務】も実現できるのではないか、ということを常に考えています。そして、その一つとしてベルマーク関係の業務を取り入れてみようと思っています。

ちなみに、お金の面だけを考えると、在宅勤務として給与を発生させながらベルマークを集計して商品と交換するよりも、欠勤として給与をカットしてそのお金でそのまま保育用品を買う方が合理的・経済的かもしれません。

それでも、ベルマークを集めて在宅勤務での集計をと考えたのは、職員の心理的・経済的な負担を少しでも軽減して、育児と仕事の両立が出来る職場にしたいからです。

『急に(長く)休んでしまって皆に迷惑をかけて申し訳ない』という想いと、『自分は仕事が出来る状態なのに・・・』というもどかしさ。これは、私自身が育児と仕事の両立に苦しんだ時に嫌というほど味わったからこそ、【家でも出来る仕事がある】ということで解消できる部分が少なからずあると確信しています。

もちろん、ベルマーク集計でなくても、保育に関する勉強をするなども在宅勤務の選択肢としてはあります。しかし、体調不良で機嫌が悪い子どもと、ずっと家に閉じこもっている時に「さぁ勉強をしよう!」という気持ちにはなりづらいですから、単調作業が選択肢にあるのは利点と言えます。

 

 

【まとめ】

・集めたベルマークは、将来の保育園の設備の充実に使います。

・ベルマークと用品の交換出来ることは、とてもありがたいことです。

・ベルマーク集めによって、当園を利用する保護者への不利益は生じません。

・当園の職員の『仕事と子育ての両立』の応援の一環として、ベルマークが役立ちます。

 

細く長くのご協力を、どうぞよろしくお願い致します!!!

  

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