ハレノヒ×七五三×保育

ブログの更新は少し間隔があいたものの、SAGALAND視聴はもはや日課

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佐賀行きで調整したスケジュールの後処理に追われているが、日々気持ちはかなり安定していて、改めていい経験をさせてもらったと思う。そして、行く前から薄っすらと思い描いていたことを実行する決意をした。

 

保育園の職員の何人かが、ちょうど来年に七五三を迎える娘持ち。

「早期契約割引とかの案内とか来るけど、ア〇スとかの写真ってなんか違うよね」などという話題が出ていたこともあり、佐賀まで行ってハレノヒさんで七五三の撮影を希望する職員には、ほぼ全面的に費用を補助することにした。

衣装や撮影費用のほか、飛行機代、レンタカー代、宿代など。制度の制約で福利厚生などで認められない範囲に関しては、ポケットマネーの覚悟だ。

 

もちろん、ハレノヒさんで撮ることで七五三の思い出が最高なものになるだろうということが最大の理由。

特に、自園に自分の子を預けながら働く保育士は、小規模園なので親子別室と言っても隣室で過ごしている。自分の子が迷惑をかけていないかというプレッシャーから「すみません」といつも恐縮していて、一方で我が子の泣く気配に胸を痛める時もあるだろう。子ども側も近くに親を感じながらも、一緒にいられない寂しさを胸に日々頑張っている。

妊娠で退職してブランクからの復職、金銭的な点やそもそもとして旅行に行くきっかけがないという話も耳にしたこともあり、七五三でハレノヒさんに行くことで【家族の時間】が満喫できれば嬉しい。

 

加えて、写真と保育で業界は異なるものの、【家族に携わる】者として少しでも何か感じてきてほしいという思いも少しだけある。

保護者と保育園の間には、基本的に送迎時の短い時間と連絡帳を通したコミュニケーションしかない。【関係性をつくる】にあたり、いかに保護者に【快】状態でいてもらうか、ということに意識がいってしまう先生が多いが、これはクレームを言われるのではないかといったプレッシャーを考えれば、気持ちはわからなくはない。

当然に不快にさせることがないように配慮は必要だが、それでも、雰囲気や小ネタでただその場を盛り上げるだけとか、保護者を持ち上げるだけといった【一時的な快】の関係だけではない、【保育者が提供できることの本質】を考えた関わりが出来る園にしていきたい。

とはいえ、開園まだ半年。どの先生もブランクからの復職という大変さに加えて、家庭と育児と仕事の両立という大変さもわかるし、一生懸命に目の前の子どもと向き合って保育をしようとしているので、一度にあれもこれもと求めるのは酷だと考えている。当然に、七五三でハレノヒさんに行けば刹那的でない楽しさ、家族に携わるという意味がわかるはず!とも思ってはいない。

ただ、こういうことは一朝一夕に座学や研修やMTGでどうにかなることだとも思わないので、少しでも経験の一助になればいいなという気持ちだ。

 

などと理屈っぽく書いたものの、気持ち的には「佐賀楽しかったよ」と伝えた時に「いいなー!行ってみたーい!」と目をキラキラさせて言われたら、今回快く送り出してくれたのだから、なんとかして行かせたいと思ったというだけだ。

理屈はそっと胸の中にしまって補助の話をすると、大喜び。これだけで満足。

あとは来年までに約束通り費用を貯めるだけ!頑張ろうという決意の更新だ。

 

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